江戸東京博物館で企画展「発掘された日本列島2021 調査研究最前線」が2021年6月5日(土)から7月4日(日)まで開催される。土偶や土器と共に“発掘調査研究の最前線”を紹介
ミミズク土偶(千葉県・下ヶ戸貝塚):縄文時代晩期企画展「発掘された日本列島2021 調査研究最前線」は、縄文時代の土偶や弥生時代の線刻絵画土器など多彩な時代の埋蔵文化財を紹介する展覧会。今回は、約630点の資料を交えながら“発掘調査研究の最前線”についても紹介する。
展覧会は、全国の発掘調査の成果を速報する「新発見考古速報」、地域研究の成果を展示する新企画「我がまちが誇る遺跡」、特集展示「記念物100年」の三部から構成。日本では、年間約9,000件に及ぶ発掘調査が行われているが、その成果に実際に触れる機会は極めて限定されているため、貴重な企画展となりそうだ。“鹿”が描かれた線刻絵画土器
線刻絵画土器(大分県・四日市遺跡):弥生時代中期
(部分)「新発見
エムシーエム財布コピー考古速報」では、近年発掘された遺跡や成果がまとまった18遺跡について速報展示。“鹿”が描かれた線刻絵画土器や“船形の髷(まげ)”の表現が印象的な「ミミズク土偶」などを通じて、次々と解き明かされている新たな史
サンローランバッグコピー実を紹介する。千葉の遺跡群に関する調査研究も「我がまちが誇る遺跡」では、縄文時代の貝塚の“約3割”が集まる千葉県の遺跡群や海上交通の重要拠点として栄えた広島・福山などに関する調査研究の成果をわかりやすく展示。 さらに「記念物100年」では、文化財保護法によって「史跡」「名勝」「天然記念物」に指定された全国各地に所在する“記念物”をテーマに、多様な魅力を発信する。大名屋敷にまつわる“金色に輝く瓦”が集結
内神田二丁目出土 伝佐竹家上屋敷跡 金箔軒丸瓦
千代田区教育委員会/所蔵会期中は、地域展「江戸の金箔瓦」も同時開催。会場内には、江戸城下に立ち並んだ大名屋敷の“金色に輝く瓦”が並ぶ。
【展覧会詳細】
企画展「発掘された日本列島2021 調査研究最前線」
会期:2021年6月5日(土)~7月4日(日)
開館時間:9:30~17:30※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日
※展覧会会期や閉館時間等の最新情報は、公式ホームページ、Twitterで確認。
会場:常設展示室 5F企画展示室
住所:東京都墨田区横網1-4-1
観覧料:一般 600/大学・専門学校生 480円/高校生・中学生(都外)・65歳以上 300円/中学生(都内)・小学生以下 無料
※企画展は常設展観覧料で鑑賞できる。
■地域展「江戸の金箔瓦」
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 5F企画展示室前